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■第10回 私流・異文化交流術! 会員番号04-1-007 M.S

私は今まで、先進国および開発途上国を含め、数十カ国を訪問しました。その経験を通し、私なりに会得した異文化交流する際の重要項目について、簡単に述べたいと思います。
いやなに、重要項目といっても、特別に難しいことではなく、次のような準備と心構えなのですが・・・。


●準備
 
現地文化、宗教、民族などの特徴について学習しておく。(特に日本のそれらとの比較)

●心構え
 
現地で”4あ”を持ち続ける。あわてず!あせらず!あきらめず!あてにせず!

仕事あるいは旅行で海外へ行くということは、日常とは違う非日常世界へ突入することである。しかし、私が見る限り、ほとんどの人が海外は日本の延長線ととらえ、準備するのは身の回りのことや行動計画が中心となっているようだ。

日本人はとかく自分を基準に判断する傾向があり、現地の諸状況をあまり理解しようとしないケースが多く見受けられる。各国の人から、「世界の常識、日本の非常識」と言われる所以である。
「郷に入れば郷に従う」のは、非日常世界へ突入した者の常識。仮に郷に従えないケースが発生しても、現地の特徴を理解していれば、相手を説得できる可能性は十分にある。


日本では何も特別な心構えを持たなくても互いに理解しあえるし通用するが、同じことを現地人に期待するのは、日本人の甘えなのだ。国によって多少の差はあるものの、「あわてず、あせらず、あきらめず、あてにせす」の心構えをゆめゆめ忘れるべからず、である。

これは、現地の人を見下しているということでは決してなく、自分が日本での甘えを引きずらず、主体性を持って現地人と接触し、説得する気迫が必要であることを意味している。

生まれ育った環境や言語が違えば、誤解が生じるのは当然であり、日本が真にグローバル化するためには、この誤解をできる限り少なくしていくことが必要なのだ。

上に述べた準備と心構えで、トムソーヤ達の海外経験は一層楽しく、充実し、快適なものになるはず。異文化交流がますます盛んになり、グローバル人間が増加することを願いつつ・・・。


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