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■お米・お酒造りプロジェクト

この企画は、トムソーヤ倶楽部会員の天野さん、篠原さん、石川さんが企画したもので、お米を作る段階から関わりながら、最終的に、富士錦酒造さんのご協力で、生産に携わったお米が使われた日本酒を作ろうという主旨で運営されたものです。 

>>「お米・お酒プロジェクト」はこんな企画でした。

作業報告 天野さんより
籾撒き  
2002年4月14日(日) 
籾撒き無事終了しました。
 参加者は大人が12人、子供2人でした。
子供が米の出来るまでを体験するのも良い経験になると気が付きました。学校週休2日がはじまった中で結構面白い展開ができるような気がしました。
 作業の方は深沢さんが色々気を遣ってくださり、籾撒きの全行程を体験者だけでこなしました。
田植え  2002年5月12日(日)

師匠の深沢さんも、「こんな田植え最近みたことない、懐かしい」としきりに言っておられました。
大勢で一列になって手植えをしている風景はやはり日本の原風景の一つだとあらためて感じました。

以下は皆さんに田植え後書いていただいた感想です。



実家の田植えも手伝わず5,6年ぶりにやりました。沢山の人たちとにぎやかにできたのが楽しかった(石川さんの奥様)。
遅く来たので田植えに参加できなくて残念。でも昼食は楽しかった。ありがとうございました(酒井さん)
楽しい!嬉しい!お仲間が又とってもすてきな人ばかり!(川口さん)
想像していたより楽しいものでした。そして空気のおいしいことに驚きです。(福島さん)
新種が待ち遠しい!田植え初体験!素足で素手で頑張りました。とても楽しく心地よかったです。次回が待ち遠しいです。(岡田さんご夫妻)
50年ぶりの田植え、楽しいです。早く新酒を飲みたいですね(小嶋さんご主人)
それなりに人も集まってくれて一安心。私たちも十分楽しみました。(首謀者一同)
畦草刈り&バーベキュー  2002年7月28日(日)
 猛暑も少々和らいだ28日、無事全スケジュールを終了しました。
 初めて水田を訪れる方もいらっしゃり、早朝から「場所は何処?」の電話が入る。
早い方は7時過ぎには現ちゃくされたとか。9時半から作業開始。深沢師匠の好意?で、日常の草刈りの中で我々の分が残されており、皆さん散開して鎌を振り出す。前日までの猛暑が多少は和らいだとは言え、たちまち汗が噴き出すが立派に成長し、青々と広がる稲を目の当たりにして苦にならず。
 富士錦酒造さんへ向かう際には深沢師匠の奥様がトウモロコシ、トマト、キュウリなど畑から採ってくださり一同感謝。途中、富士錦酒造の専務さんもお出でくださり、草刈り作業終了後、会社を外からでも見せていただきたい希望を申し出たところ、せっかくだから蔵を開けて内部を案内して下さるとのご返事をいただき恐縮。
 人海戦術で予定の畦草を刈り尽くしたため、隣の田圃にも手を出したものの、これもあっという間に終了。一休みして富士錦酒造さんへ。
 会社では専務さん自らの丁寧な説明に加え、普段は見せていただけない大吟醸の醸造蔵も開けてくださり一同感激。冷たい仕込み水を専務の奥様がご用意下さり、さらに高級冷酒の試飲までさせて頂き、そのおいしさにまたまた一同感激。
会社を辞するときに半数以上の参加者は色々な銘柄のお酒やワインを買い求められていました。
 天子の森キャンプ場まで移動した皆さんは、早速BBQの準備にとりかかり、あっと今に宴会モード。深沢さんからいただいたトウモロコシは生で食べても最高品質。
 富士錦の専務専務さんは我々が植えた稲と同品種で醸造したお酒をご持参でBBQにもご出席下さり、緑陰日本酒講座も皆さんの質問にお答え下さる形式で実施。持参下さったお酒はあっという間に空に、「全部飲んでしまうとは思わなかった」と専務さんが漏らした声が気分高揚した方々に届いたか否かは不明。
 飲んで食べて喋って和気藹々の内、時は過ぎ14時30分お開き。
せっかくの機会だと首謀者以外は田貫湖を経由して帰路に。
首謀者グループはその後しばらく休憩の後天子の森をあとに・・・・


稲刈り&芋煮会  2002年10月6日(日)
 猛暑や雨続きで稲の成長が止まらず、当初の予定より1週間延びてしまいましたが、10/6(日)、総勢16名の参加で無事終了しました。
 曇ったり、晴れたりの稲刈り日和、鎌を手にいざ稲刈りへ。適度に刈り取りを経験したところで、稲刈り機の登場となり、はざ掛けの方へ皆さん転向。
 途中、深沢さんのご好意で、コンバインが動くところや、先に刈り取り、乾燥も終わったものの籾すりなども見せて頂きました。同じ品種の酒米となるため、皆さんは、少し口に入れたり、お酒になるのを想像したり…


その後の「芋煮会」では、芋煮も美味しくでき、おなか一杯!とても満足の1日でした。
いつもながら、平出さん食材をご提供頂きありがとうございました。
新年会&レッテル交換会  2003年2月16日(日)
 生憎の雨の中、15人の方が参加してくださり一安心。岡田さんがホテルアソシアと交渉してくださり、個室確保の上5千円の会費が4千円に。岡田さんにはホテルへの手配から全てをお願いしてあり、出席者全員感謝、感謝!!でした。
 17時開始の予定でしたが、10分前には皆さんが揃ったため、まずはレッテル交換会を行いました。皆さんなかなかの力作で、曰く因縁や制作の苦労話を披露されていました。
 バイキングと言っても寄る年波か、スタートダッシュはすばらしかったものの、息切れも早くいつしか料理テーブルへ通うより、飲み物のカウンター間を往復するほうが多くなり、20時に3月8日の仕込みからはじまる醸造で、天下一品のお酒が出来ることを皆さんで祈念し解散となりました。
仕込み  2003年3月8日(土)
 2002年4月19日。酒米の籾撒きを行った日。苗の成長ぶりに感動したその後の何回かの日曜日。そして今では滅多に見られない手植えによる田植え。活着、分けつ、結実とそのたびに感動し、稲刈り。
 寒仕込みならば12月にも仕込み作業があるかと思っていれば、芝川産米は良質故、蔵の仕込みスケジュール一番最後の3月に。そして籾撒き後12ヶ月目の3月8日、待ちに待った仕込み。
 捻れに捻れ、葛藤三昧の宮仕え、こんなにワクワクした気持ちを持ったことがあっただろうか。
清専務、杜氏さんの人柄も温かく、素人集団を受け入れてくださりただただ頭を垂れるのみ。

 洗米〜蒸しは体験できなかったが、蒸し釜から取り出す仕込み作業以降は全ての工程を体験することができた。参加者誰もが「こんな体験滅多にできるものじゃない」と大感激。
 プロジェクト参加者への連絡や富士錦酒造さんとの何回かの打ち合わせに同席していただいたりと、倶楽部事務局の絶大なるバックアップをいただきここまでたどり着くことができた。
 後はおよそ20日後に絶品の「酒」ができることを祈り続けるのみ。
 今3月8日、23時55分、真っ暗な今日の体験の場だったあの蔵、あの醸造タンクの中で、あの米からぷつぷつと炭酸ガスの泡がはじけているのを想像するだけで胸にあふれて来るものがある。
ラベル貼り  2003年4月5日(土)
 都合7回に亘った酒造りプロジェクトのイベントで初めて雨が降った4月5日、過去最高の22名の方が参加された。
この日をもって自分のお酒が出来上がるとあって、最後のイベントまでたどり着いた喜びを語り合う皆さんの顔が自然にほころんでいる。
 まずは富士錦酒造の社員さんが行うレッテル貼り作業を見学する。
 手慣れた作業に感心しきりの皆さんもコツを質問したり、貼った直後の瓶を手にしたり自分のレッテルが貼られている酒を想像している様子。
 今回のレッテル貼り作業のため特別に用意して下さった会場へ移動し、6人ずつ作業開始。のり付けと貼付作業を夫婦やごちゃ混ぜで分担しあう方、独力で全てを行う方、寒いと言っていた人が見るからに熱くなってレッテル貼りに没頭している方と和気藹々。途中専務の奥様が暖かい甘酒を差し入れして下さる。
 12時半頃に全ての瓶にレッテルを貼り終わり、会食のため会社から2km程離れた柚野の里の地域おこし施設へ移動。
 早速「夢ごこち」と「マイレッテル酒」の栓を開け乾杯1年間の思い出話を肴に美酒に酔う方、食事を堪能する方とここでも和気藹々。
 14時半、何らかの形で今回の集まりを存続することをめいめいが誓い、富士錦酒造さんにエールを送り、酒造りプロジェクトに幕を下ろした。
お米・お酒プロジェクトを振り返って・・・
 一つの目標を持った同世代の集まりの各人がすばらしいものを手にした。
自分で作った米で自分の酒を造りたいという非常識な夢を抱き続けていた。
日本酒という伝統技術の世界に、E-mailというデジタル情報手段で夢を打ち明けた。
打ち明けられた富士錦酒造(株)の清専務から、その唐突さと前例の無さに驚いたと後日言われた。行動は確かに無謀ではあったが、「こういう面白いことが好きな会社なんです」と文面の終わりに書かれたメールが清専務から届き、夢が現実のものとなったときは正直なところ震えた。 
 ファイナルイベントとなった2003年4月5日、参加者各々のレッテル貼りが一人また一人と終了していくのを見ている間、前年4月の籾蒔きからはじまったイベント風景を思い出しながら、やっと終わったという喜びと軽い脱力感が胸の奥に去来していた。
 22名と都合7回のイベントの中で最も参加者が多かったレッテル貼りと打ち上げ会。会食の前、参加された方全員に酒造りの想い出や、感想を一言づつお願いした。その中で皆さんが口々にこの集まりをこれで終わりにしてしまうことは残念だとおっしゃって下さった。また、新たな人と人との出会いの場として楽しかったとおっしゃる方も多かった。 
 今回のプロジェクトは水田を提供して下さった深沢さんと仲介役の篠原さん、トムソーヤ倶楽部事務局、酒造りそのものを快諾して下さった富士錦酒造(株)さんのご理解があったからこそ成し得たものである。
 このことから4月5日の参加者をもって「富士錦酒造応援団(富士錦酒造ファンクラブ)」として親睦を深めていくことになった。 
 そこで今までの酒造りプロジェクト掲示板をリニューアルして富士錦酒造ファンクラブ掲示板として再スタートすることにした。今後はプロジェクト参加者以外の富士錦を愛する方々にも掲示板を利用していただき、「酒」を通じてさらに交流の輪を広げていきたいと考えている。

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